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ロシアへ(その5)
 10月13日(2日目)

 サンクトペテルブルクは18世紀にロシアの皇帝ピョートル1世によって作られた都市です。その前までは湿地帯で住む人さえいなかったというのですから、ここはピョートル1世という1人の男の執念によって作られた都市なのです。夏の気温は30度を超える一方で、冬は氷点下30度を下回ることすらあるそうです。そして夏は白夜で太陽はほとんど沈むことはなく、その季節は夜の10時を過ぎても昼のように明るいそうです。また冬は逆に昼の時間がほんのわずかしかありません。モスクワに在住している人はこう言いました「サンクトペテルブルクは狂気の街である」と、そして「その狂気がドストエフスキーやゴーゴリといった、ある種の狂気を孕んだロシア文学を生んだのだ」と。
 そのサンクトペテルブルクに昨夜さっそく初雪の洗礼を受けた僕たちですが、20時間近い移動の翌朝に早起きはさすがにきついので、昼からゆっくり観光することにしました。そこらへんの自由がきくところが個人旅行の良いところ。
 さて10時頃に起きてトイレに行くと、トイレの水が薄く黄色になっていました。「おいおい、ちゃんと流しとけよ~w」と嫁に言おうとしたところで思い出しました。ここサンクトペテルブルクは元々が湿地帯に建設された都市のため、天然水がほとんど使えない上に、ソ連時代の水道管の老朽化により、たいてい水道水は薄い黄色もしくは茶色をしているのです。泊まったホテルは洗面用には浄水されたきれいな水が出ましたが、さすがにトイレ用には水道管からの水そのままを使っているようでした。まあ噂には聞いていましたが、慣れていないとびっくりするものです。嫁よ、誤解してすまない(笑)
 さて外の天気は薄曇りで気温はおよそ5度くらい、コートなどでしっかりと防寒して出発しました。サンクトペテルブルクの印象は所々に見えるキリル文字の看板と下の写真のような教会を除けば、パリなどのヨーロッパの街とほとんど区別がつきません。ただし東洋人や黒人を見かけることはほとんどありません。たいていはスラブ系、そうでなければゲルマン系の人が多いように感じました。夕方までサンクトペテルブルク市内を徒歩で回りましたが、代表的なところを写真とともに紹介します。

血の上の救世主教会

 上の写真の建物、まるでお菓子の家のようですが、「血の上の救世主教会」というれっきとしたロシア正教の教会です。19世紀末にロシア皇帝アレクサンドル2世がこの場所で暗殺され、息子であるアレクサンドル3世がその上に父親を追悼する意味でこの教会を建てたのです。そうしたいわくつきの教会ですが、教会の建物自体はとても美しいものです。

エルミタージュ美術館

 左側の緑色の建物が世界屈指の規模を誇るエルミタージュ美術館です。18世紀の女帝エカテリーナ2世の冬の宮殿としても知られています。その巨大な美術館をゆっくり見るために、今回の旅行では一日まるまる美術館見学にあてました。というわけで内部のレポートはまた後日。

ドストエフスキーの家

 現在補修工事中のこの建物はドストエフスキーが住んでいたアパートです。このアパートで彼は亡くなったのですが、あの「カラマーゾフの兄弟」もここで執筆されたそうです。内部は博物館になっていて、彼の原稿や使用していた机やペンが展示され、彼の作品が好きな僕にとってはなかなか感慨深い展示内容でした。
 夜はプーシキンが最期の決闘に出かける前に立ち寄った「文学喫茶」というレストランでロシア料理をいただきました。前菜のサラダの前にウォッカを一杯。慣れていないのでロシア風に一気飲みというわけにはいかず、ちょっとずつ日本風にいただきましたが、ロシアのウォッカはスミノフ(アメリカ製ウォッカ)よりもすっきりして飲みやすかったです。サラダの後はボルシチ、フィレ肉といただきましたが、味つけもちょうどいい薄味で、とても日本人の味覚に合うように思いました。嫁はビーフストロガノフを注文していましたが、そちらもとても満足していたようです。ロシア料理が口に合うことがわかり、旅行も一段と楽しくなりました。
【2009/11/11 00:19】 | ロシア | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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