松本山雅ついに悲願のJFL昇格を決めました!!アルウィンで行われた今日の日立栃木戦、集まった観衆は何と11000人近く。観客数がアナウンスされると、一番熱いゴール裏でさえ、試合中にもかかわらずどよめきがおこっていました。今日の朝、今日は観客数が10000人超えたらいいなとは思っていましたが、実際のところ、昨日の観客数5000人弱から倍増させるのはちょっと厳しいかなとも思っていました。しかし予想は見事に裏切られ、快晴の天気もあいまって、本当に素晴らしい雰囲気のスタジアムが実現しました。
今回の地域リーグ決勝大会は三日間、スタジアムで山雅の試合を観戦しました。三日間、時間ギリギリまで全力で仕事→自転車をこいで全力でアルウィンへ→ゴール裏で全力で応援→試合後すぐさま全力で帰還→再び全力で仕事、という毎日は結構きつかったですが、二年前のアルウィンで見た選手やサポーターの悔し涙が、こうして今日、JFL昇格という嬉し涙で終わり、またその現場に立ち会うことができて本当に良かったと思いました。 さて来年からはJFL。再来年のJ2昇格へ向けて突き進むのみです。とにかく今日は本当に嬉しい!! ![]() |
「日本人のサッカーにはマリーシアが足りない」というのは「ドーハの悲劇」以降良く聞かれる言葉です。「マリーシア」とはポルトガル語の「malicia」(悪意、狡猾さ)から来ているのですが、日本では時間稼ぎやシュミレーションなどのずる賢いプレーに対してこの言葉を使うことが多いです。しかしこのマリーシア、使い方を誤ると世界中の笑い者になることもあるのです。
マリーシアの本家本元といわれるブラジルですが、まずは下は映像を見てください。2002年ワールドカップ、ブラジル対トルコ戦でのブラジル代表リバウドの映像です。 http://jp.youtube.com/watch?v=UgfRCa71Kmw さらには一昨日に行なわれたチャンピオンズリーグのセルティック対ACミラン戦。後半44分のセルティックの決勝ゴール後からの映像ですが、ACミランのブラジル人ゴールキーパージダに注目してください。 http://jp.youtube.com/watch?v=YyFxl0KKwck 最後に恥ずかしいマリーシアあれやこれや総特集。 http://jp.youtube.com/watch?v=Ez5bRF9vefE 何ともはや…。私見になりますが、日本だけでなくスコットランドのサッカーファンもマリーシアをあまり好まないように思えます。マリーシアをどこまで許容できるのか?というのは、我々はどういったサッカーを見たいのか?という問題でもあります。試合終了間際、相手コーナーでボールをキープして時間稼ぎをするなどのサッカーの基本的約束事を踏まえた上で、マリーシアとの付き合い方を考えるのは、オシム監督のいう「日本らしいサッカー」にもつながる問題なのではないでしょうか。 |